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zoom RSS 五木寛之講演会

<<   作成日時 : 2008/01/25 23:41   >>

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今年初めての日記。(;^_^A
昨日、五木寛之講演会に行った。

 雑誌やテレビで時々お見かけするが、実物は写真や映像より、やや老けているかな、という感じだ。
だからといって、とても75歳には見えない。
ノーネクタイのダンディな服、トレードマークのふさふさした髪、黒縁眼鏡がとてもよくお似合いだ。
思ったより小柄だったのには驚いた。
帰りに私のすぐ横を通られたのだが、160cmちょっと、という感じだった。

 朝日カルチャーセンター主催だったが、花なし、書籍販売なし、もちろんサイン会もなし。
演題すら書いてない、シンプルを地でいったような講演会だ。
(会場は、新聞社内のホールに椅子を並べただけ)
聴衆は400名ぐらい、時間はきっちり90分、会費は5000円。
さてこのお値段、高いのか安いのか……。

「現在のような病んでいる時代には、どんなに苦しくてもつらくても、心萎えたままの姿で耐えて生きていくことが大切」
というのが講演の主題ではなかったかと思う。
時代が病んでいる現在、心清く生きている人間は、心を病まざるをえない。
「鬱状態」になるのは仏様のような心を持っている人間であり、鬱々とした気持ちになるのは、エネルギーを持っている証拠なのだそうだ。
「鬱」という字は樹木が勢いよく生え茂る様で、生命力があることを示している。
(例えば、鬱蒼たる森林、鬱然たる大家)
字から見ても、エネルギーを内に秘めているのだ。
この時代にプラス思考でポジティブに生きていくと、しなうことができない固い枝のように、いつか必ず折れてしまう。
これが、年間3万数千人にも上る自殺者だ。
人間が泣いたり、笑ったり、悲しんだり、怒ったりするのは自然なこと。
いつの間にか日本では否定されてしまった「泣くこと」「悲しむこと」が、実は非常に大切なことである。
「鬱」を抱いて生きていくというマイナス思考こそ、病んだ時代を生き抜いていく方法なのだ。

 苦しいときは辛いと言い、悲しいときには泣く。
自然な感情の吐露が、現代を生き抜く知恵のようだ。
根性でがんばってしまうと、その向こうには、思わぬ恐ろしい結果が待っている、ということなのだろうか。

 驚いたことが一つ。
五木氏は大の医者嫌いで、病院には行かないそうだ。
大学入学のとき、強制的に胸のX線写真を撮って以来、放射線を浴びたことがないとのこと。
かなり強靱な体の持ち主のようである。
昭和7年生まれは、とにかく元気。
五木氏の他にも、石原慎太郎氏、扇千景氏など、病気とは無縁そうな個性的な方々が、現在も第一線でご活躍中である。

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